クズ置き場。
カップリングごちゃ混ぜ・中途半端・駄作注意。
もしかしたらいつか書き直してちゃんとUPするかも。
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「惚れた男」 *孫政*
内心どんな反応をするのかと楽しみにしながら押し倒した相手は動ずる事もなく静かに自分を見上げ、微笑を浮かべた。
―案外、落ち着いたもんだなァ
いつもの挑発的な瞳はそのまま、その上脱がしにかかった帯をほどく手を払おうともしない。
―普通、いつもと違うことされたら慌てるだろ・・・
肝が座っているのか、既に腹をくくっているのかそれとも、寝ぼけているのか。
「孫一」
「男は抱かないのではなかったのか」
―嗚呼。この男は心底面白がっている。
「そう、なんだがなァ・・・気が変わった」
「そうか」
ただ一言、かるく瞳を閉じて。
「ならば今度はわしを満足させてみろ」
本当に
面白い男だ
そう思いながら口付けた。
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「死して尚君の元へ」 *孫政孫*
「お前は元々傭兵だったな」
自分が初めて主君にしたいと思った青年は、煙草をくわえながら何かを考えていたかと思うと、不意にこんなことを口にした。
「そうだ。それが何か?」
光を浴びて透き通る独眼が、自分を捉えた。
「金は出す。だから、もう少しわしのそばにいろ」
真面目な顔してそんなこと言うもんたがら、思わず笑いがこみあげてくる。
「笑えるぜ、政宗。俺が欲しいのは金じゃなくて、アンタだ」
ちゅ、と薄い唇に軽い接吻をひとつ。
「死ぬまで面倒みてくれんだろ?」
離れた相手の唇からも、笑いが溢れる。
「馬鹿め。死んでからもわしにつかえさせるに決まっておる」
「そりゃまた、厳しいもんで」
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